2009年1月8日(木) 個別に会うと、とてもシャイでナイーブで孤独の影のある人が、ひとたび組織権力の頂点に身を置くと、まるで別人のように冷血で残虐な「指導者」に変身する。
こういうケースはおそらくこれまでの歴史上も現在も、組織のジャンル・大小にかかわらず枚挙に暇がないのではないかと思う。
ここに、今当然のごとく存在している「組織」「権力」というものの隠された本質が潜んでいるように感じる。
その本質は「狂気(凶器)」につながっている。
治安維持や多くの民衆のためという仮面を装いながら、武力を用いて弾圧や虐殺に走る。
中にはどこかの国のように、官僚組織が武力の代わりに責任の所在を明らかにしない支配ネットワークを形成して、思うがままに搾取と弾圧を繰り返しているケースもある。
その実効支配にかかわる黒幕キーマンも、ひとたび家庭に帰ると、とても優しく善良な「お父さん」だったりする。
鉄面皮な国政改革を画策する黒幕官僚も、一納税者であり、家庭の父親なのだ。
そこのギャップに潜む、意識の変容の鍵は何なのだろうか。
単なる特権階級の甘い汁の魔力なのだろうか。
ある椅子に座ってしまうと、組織の維持のためには民衆の命や環境を破壊しても何の痛痒も感じない精神構造に、ごく自然になれるのだろうか。
どうもよくわからん。
そこに「権力組織」というものの、言わば非人間的な正体が隠れているような気がする。
冥土の土産に一度そういう地位立場を体験してみたいと時々夢想するが、さすがにそれは・・・
ちと、無理みたい(笑)。
コメントの投稿