2009年6月22日(月)
国際音楽賞で優勝した盲目の天才ピアニストにどっと群がる。
ノーベル賞候補のベストセラー作家の久々の新刊にどっと群がる。
読めない漢字本にどっと群がる。
手抜き料理のレシピ本にどっと群がる。
韓流スターにどっと群がる。
・ ・・・・・。
もともとそういう性格が強かったとはいえ、このクニの人々が、今話題のものに「どっと群がる」傾向は、近年ますますその極端度を増しているような気がします。
見ていてなんとなく不気味な印象を受けます。
数年前、小泉劇場の刺客として登場した派手な女性対立候補に、どっと群がって握手を求めていたオバチャンたちの姿が思い出されます。
半世紀以上前に、「お国のため」や「鬼畜米英」や「欲しがりません、勝つまでは」というスローガンにどっと群がって戦争を支持したのは、このクニの人々の持つこのような傾向ではなかったのでしょうか。
一人一人と向かい合えば、とても小心で善良な常識人なのに、ひとたび集団と化すと、まるで何かに取り憑かれたかのように暴走を始める。
これは何も、このクニの人々に限った傾向ではなく、群集心理や大衆心理というものの持つ、一種の魔性なのかもしれません。
そして、これを見越して巧みにシナリオを書き、演出し、狙った方向へと誘導しようとするものがいる。
クワバラ、クワバラ。